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2024/04/03 不動産投資
目次
インターネット上で不特定多数の一般出資者から資金を調達するクラウドファンディングの認知度が高まる中、不動産投資においてもその仕組みを用いた事業に注目が集まっています。
従来の不動産投資よりもコストを低く抑えられるのが特徴ですが、一体どのような仕組みなのでしょうか?
ここでは、不動産投資クラウドファンディングについて解説していきます。
これまで資金調達というと、金融機関からの融資や投資会社などからの出資が一般的でしたが、調達する側にある程度の実績・事業計画・資金規模がなければ難しいものでした。
クラウドファンディングでは、事業者がインターネット上で商品やサービスを提案し、それに個人が共感して「応援したい!」と思えば気軽に支援することができる資金調達法です。
インターネットを利用した拡散性の高さと、誰でも支援者となることができる手軽さが最大の特徴だと言えます。
不動産投資クラウドファンディングは、運営事業者がクラウドファンディングで調達した資金を不動産物件の購入・運営にあて、賃料や売却益を出資者たちに配当する仕組みです。
そのため、出資者は賃貸経営に関するコストを払うことなく、なおかつ、少額資金で不動産投資を行うことができます。
以下に不動産投資クラウドファンディングの特徴をまとめました。
不動産投資クラウドファンディングでは、運営事業者がピックアップする物件の中から出資者が投資したい物件を選んで応募します。マンション・アパートから、オフィスビル、商業施設、ホテル、保育園、老人ホームなど物件の種類は実にさまざまです。
出資者は自由に投資額や物件を組み合わせてポートフォリオを作ることもできます。
資金面で個人投資家にはハードルの高かった物件が多数存在しており、これらの物件に少額から投資できるのは最大のメリットだと言えるでしょう。
しかし、どの物件でも必ず投資できるというわけではありません。
人気のある物件は募集開始後すぐに埋まってしまうこともあり、また、運営会社によって物件のバリエーションが異なるので事前にしっかりとチェックしておくことが必要です。
最低投資額は、運営会社によって変わってきますが、1万円ほどからできるところが多いようです。従来の不動産投資は、数百万からの資金が必要であった点を考えると、かなり手軽に投資できる仕組みであると言えます。
利回りは物件によって異なりますが、必ず元本が保証されているわけではない点は注意しておきましょう。
不動産を購入するために多額のローンを組むのは心理的な負担を負うものです。その必要がない点はメリットですが、レバレッジ効果はその分低くなります。
手持ち資金0でローン1,000万円の現物不動産投資と、手持ち資金10万円のクラウドファンディングでの不動産投資では、利回りが同じでも期待できるリターンは大きく異なります。資産効率で考えると、やはり軍配があがるのは現物不動産投資です。
不動産投資クラウドファンディングでは、物件ごとに投資期間が定められており、基本的にはその期間以上に投資し続けることはできません。
現物不動産投資は数年から数十年と、長期投資であることが前提となるため、数ヶ月から数年までのクラウドファンディング投資は短期間であると捉えることもできます。
しかし、一度投資するとその期間は基本的に資金を引き上げることはできません。その点現物不動産と同じく流動性は低いと言えます。
不動産投資クラウドファンディングをはじめるには、まず運営事業者を選択して会員登録をします。その後、口座開設をして出資をする流れとなりますが、入会金や口座開設費など、入会者が負担する手数料はかからないところが多いようです。
物件購入までの資金調達や、購入後の賃貸管理など、不動産投資にかかる手間が一切不要であり、出資者のすることといえば物件の選定ぐらい。非常に手軽に始められる不動産投資だと言えます。
ただし、先にも注意事項に挙げたように、元本割れのリスクは0ではないので運営事業者の選定と物件選びは慎重に行う必要があるでしょう。
不動産投資クラウドファンディングは、少額からの投資が可能で手間が非常に少ない点が特徴です。さまざまな案件に対して投資額を決めてポートフォリオを組めるのは、不動産投資の間口と自由度を飛躍的に広げることになったと言えます。
ローンを組んでレバレッジを高める従来の不動産投資方法と比べると、投資効率の面では大きな差があるため、それぞれの状況やライフプランによって選ぶことが大事となってくるでしょう。自身にあった投資方法は、個人属性や将来への展望によって異なります。
不動産投資会社では、ライフプランに応じた投資提案も行なっているので、一度相談してみるといいかもしれません。
【筆者:ワイズアカデミー(株)】
2020.7.19掲載記事
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